uCosminexus DocumentBroker Version 3 統計解析ツール

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4.1.1 アクセスログファイル

アクセスログファイルは,DocumentBrokerで構築された文書管理システムへのユーザのアクセスの履歴を記録したファイルです。EDMRptAclogコマンドは,アクセスログファイルに記録された内容を入力として,オプションで指定された処理を実行します。なお,アクセスログ取得機能の詳細については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。

アクセスログファイルは,EDMRptAclogコマンドの引数で指定できます。指定を省略する場合は,EDMRptAclogコマンドのアクセスログファイル格納ディレクトリにあるファイルがコマンドの対象になります。

EDMRptAclogコマンドは,DocumentBrokerがアクセスログファイルを生成するディレクトリにあるファイルを対象にして実行できません。このため,EDMRptAclogコマンドを実行する前に,DocumentBrokerが生成したアクセスログファイルを,EDMRptAclogコマンドのアクセスログファイル格納ディレクトリにコピーして,コマンド引数でのアクセスログファイルの指定を省略することをお勧めします。

<この項の構成>
(1) ファイルのコピー
(2) 出力形式
(3) アクセスログファイルの出力例

(1) ファイルのコピー

アクセスログファイルのコピー手順は,ご使用のOSごとに異なります。

(a) UNIXの場合

DocumentBrokerは「DocumentBroker実行環境ディレクトリ/spool/aclog」に「EDMAccess_"NO".log」という名称でアクセスログファイルを生成します。ファイル名の"NO"は1〜16の通し番号です。

このアクセスログファイルを,EDMRptAclogコマンドのアクセスログファイル格納ディレクトリ「DocumentBroker実行環境ディレクトリ/aru/input/spool/aclog」にコピーしてください。

cpコマンドを使用したコピー手順の例を次に示します。なお,$DOCBROKERDIRは,DocumentBroker実行環境ディレクトリです。

 
cp $DOCBROKERDIR/spool/aclog/* /$DOCBROKERDIR/aru/input/spool/aclog

(b) Windowsの場合

DocumentBrokerは「DocumentBrokerインストールディレクトリ\Server\spool\aclog」に「EDMAccess_"NO".log」という名称でアクセスログファイルを生成します。ファイル名の"NO"は1〜16の通し番号です。

このアクセスログファイルを,EDMRptAclogコマンドのアクセスログファイル格納ディレクトリ「DocumentBrokerインストールディレクトリ\Server\aru\input\spool\aclog」にコピーしてください。

(2) 出力形式

アクセスログの出力形式およびアクセスログの項目について説明します。

(a) アクセスログの出力形式

アクセスログの出力形式について説明します。

アクセスログファイル中のアクセスログは,アクセスの情報を示す複数の項目で構成されます。アクセスログの出力形式を次に示します。

 
yyyy/mm/dd hh:mm:ss.sss UserID LogInformation
 

なお,EDMRptAclogコマンドは,yyyy/mm/dd hh:mm:ss.sssで始まらないエントリを無視します。

(b) アクセスログの項目

アクセスログの各項目について説明します。

yyyy/mm/dd
アクセスした日付(年/月/日)が出力されます。

hh:mm:ss.sss
アクセスした時刻(時:分:秒.ミリ秒)が出力されます。

UserID
アクセスしたユーザのユーザIDが8〜32バイトで出力されます。8バイトに満たないユーザIDは,満たない部分に空白が出力されます。

LogInformation
アクセスの内容を表す複数の文字列が,半角空白で区切られて出力されます。
このアクセスの内容にはメソッド名と引数が含まれています。EDMRptAclogコマンドの集計機能は,そのメソッド名と引数を基に,次に示す七つの項目(アクセス種別)に分類して集計します。
  • connect
    文書空間への接続
  • create
    オブジェクトの生成
  • delete
    オブジェクトの削除
  • error
    エラー
  • refer
    オブジェクトの参照
  • search
    検索の実行(検索結果の取得も含む)
  • update
    オブジェクトの更新
集計機能で分類されるアクセスの内容と集計項目(アクセス種別)の関係を次の表に示します。

表4-1 集計機能で分類されるアクセスの内容集計項目(アクセス種別)の関係

アクセスの内容 集計項目(アクセス種別)
メソッド名 引数 connect create delete error refer search update
BIND ACLS            
CHANGE ACL MODE            
MASTER RENDITION
SEARCH MODE
CHECKIN VERSION            
CHECKOUT VERSION            
CONNECT なし            
OBJECT
CREATE OBJECT            
INDEX            
RELATION
RENDITION
DELETE OBJECT            
INDEX            
RELATION
RENDITION
RESULT
VERSION
DISCONNECT なし
DOWNLOAD CONTENT            
ERROR なし            
EXECUTE SEARCH            
SEARCH & GET RESULT            
なし
GET RESULT
ACL MODE            
PROPERTIES
RESERVATION
LINK なし            
LIST ACLS            
CHILDREN
OBJECTS
PARENTS
RELATIONS
RENDITIONS
VERSIONABLES
VERSIONS
PREPARE なし
RELEASE OBJECT
REVOKE VERSION            
SET MODE FIX            
MODE FLOATING
PROPERTIES
UNBIND ACLS            
UNLINK なし            
UPLOAD CONTENT            

(凡例)
空欄:分類されない集計項目であることを示す。
○ :分類される集計項目であることを示す。
− :分類・集計の対象ではないアクセスの内容であることを示す。

注※
個々のアクセスログを区別する場合,アクセスの内容に含まれるメソッド名(引数を含めることもあります)を使用して「CONNECTエントリ」と表記することがあります。

(3) アクセスログファイルの出力例

アクセスログファイルの出力例を次に示します。

2000/06/19 02:18:19.388 ACUser6  CONNECT 673d2be0-d1fd-11d0-ab59-08002be29e1d
2000/06/19 02:18:52.261 ACUser6  DISCONNECT
2000/06/19 02:19:16.420 ACUser6  CONNECT 673d2be0-d1fd-11d0-ab59-08002be29e1d
2000/06/19 02:21:50.877 ACUser6  CREATE OBJECT dma:///07a17522-a626-11d0-b11f-0020af27a837/673d2be0-d1fd-11d0-ab59-08002be29e1d/f5d8e3a1-284c-11d2-9177-0000e21303670000000000001216
2000/06/19 02:22:37.607 ACUser6  GET PROPERTIES dma:///07a17522-a626-11d0-b11f-0020af27a837/673d2be0-d1fd-11d0-ab59-08002be29e1d/f5d8e3a1-284c-11d2-9177-0000e21303670000000000001216
2000/06/19 02:22:54.537 ACUser6  RELEASE OBJECT dma:///07a17522-a626-11d0-b11f-0020af27a837/673d2be0-d1fd-11d0-ab59-08002be29e1d/f5d8e3a1-284c-11d2-9177-0000e21303670000000000001216
2000/06/19 02:36:13.963 ACUser6  DISCONNECT

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