JP1/ServerConductor/Deployment Manager
- Q1
- 以下のエラーメッセージが表示された。
サーバーのコンピュータ名の取消に失敗しました。 ネットワーク環境を確認してもう一度起動してください。
- A1
- ネットワークに接続されていない可能性があります。
- ネットワークのケーブルが接続されているかどうか確認して再起動してください。
- Q2
- DHCPサーバと管理サーバを別々のコンピュータにしたら,コンピュータのMACアドレスの取得ができなくなった。
- A2-1
- 管理サーバ側のDHCPのサービスがまだ,起動している可能性があります。管理サーバで,「スタート」メニュー(または「スタート」メニュー→「設定」)→「コントロールパネル」→「管理ツール」から「サービス」を選択して,“DHCP Server”が停止していることを確認してください。起動している場合は,プロパティ画面より,スタートアップの種類を“無効”にして,サービスを停止してください。
- A2-2
- DDPMのメインウィンドウ画面の「設定」メニューから「詳細設定」をクリックして表示される画面に,「DHCPサーバが別のコンピュータ上で動作している」にチェックが入っていない可能性があります。「設定」メニューから「詳細設定」を選択し,”DHCPサーバ”タブをクリックし,「DHCPサーバが別のコンピュータ上で動作している」にチェックが入っていることを確認してください。チェックが入っていない場合は,チェックを入れて,「OK」をクリックしたあと,管理サーバを再起動してください(管理サーバの再起動が不可の場合は,「スタート」メニュー(または「スタート」メニュー→「設定」)→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」から,「1.7 常駐サービスについて」に記載のすべてのサービスを停止後,停止したサービスをすべて開始してください)。
- Q3
- コンピュータがネットワークブートしないため,シナリオが実行できない。
- A3
- BIOSの設定のネットワークブート順位がHDDよりも低く設定されている可能性があります。PXEネットワークブートの起動順位をHDDよりも上にして,再度実行し直してください。
- Q4
- 複数のLANボードを使用して異なるネットワークを管理しようとしていて以下のエラーが表示された。
PXE-E51: No DHCP or proxyDHCP offers were received. PXE-E55: proxyDHCP service did not reply to request on port 4011.
- A4
- 1および2の手順を行ってください。
- DHCPサーバが使用するIPを変更する。
(1)「スタート」メニュー(または「スタート」メニュー→「設定」)→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「DHCP」を選択する。
(2)起動したダイアログの左画面のツリービューからサーバ名を右クリックし「プロパティ」を選択する。
(3)起動したダイアログの「詳細設定」タブをクリックする。
(4)「詳細設定」タブ内の「結合」ボタンをクリックする。
(5)表示された画面から使用するIPだけにチェックされている状態にする。(使用しないIPのチェックをはずす)
(6)「OK」をクリックし画面を終了する。
(7)「スタート」メニュー(または「スタート」メニュー→「設定」)→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を選択し,「DHCP Server」を再起動してください。
- DPMが使用するIPを変更する。
Webコンソール画面の「設定」→「詳細設定」→「サーバ情報」→「IPアドレス」から選択してください。
- Q5
- 管理サーバとDHCPサーバを別々のコンピュータにしたら,ネットワークブート時に以下のエラーが表示された。
- PXE-E55: proxyDHCP service did not reply to request on port 4011.
- A5
- DHCPサーバのオプションにオプション60(060 Class ID)を設定しているDHCPサーバが存在する可能性があります。DHCPサーバのオプション設定を確認して,オプション60(060 Class ID)の設定を解除してください。
- Q6
- シナリオを実行すると以下のエラーが表示された。
- PXE-E53:No boot filename received
- A6
- DHCPサーバの設置場所設定が正しくありません。
- DPMのメインウィンドウ画面の「設定」メニューから「詳細設定」画面を開き,「DHCP サーバ」タブの設定が正しいかを確認してください。
- 既に正しく設定されている場合も,改めて設定してください。
- 設定が正しいにも関わらずエラーが表示される場合は,一旦現在とは違う設定(実際の環境が「DHCPサーバが管理サーバと同じコンピュータ上で動作している」なら「DHCPサーバが別のコンピュータ上で動作している」,「DHCPサーバが別のコンピュータ上で動作している」なら「DHCPサーバが管理サーバと同じコンピュータ上で動作している」)にした後,正しく設定しなおしてください。
- (例)
- 「DHCPサーバが管理サーバと同じコンピュータ上で動作している」を設定している場合
- 「DHCPサーバが別のコンピュータ上で動作している」を選択する
- 「OK」ボタンをクリックする
- 画面に表示されるメッセージに添ってサービスを再起動する
- 「DHCPサーバが管理サーバと同じコンピュータ上で動作している」を選択する
- 「OK」ボタンをクリックする
- 画面に表示されるメッセージに添ってサービスを再起動する
- Q7
- 複数のLANボードがあるコンピュータに同一セグメントのIPアドレスを割り振ると電源状態が検知できなくなった。
- A7
- LANケーブルを接続していないLANボードに固定IPを割り当てた場合,正しく通信できない場合があります。LANケーブルを接続していないLANボードには固定IPを割り当てずDHCP設定とするか,未設定としてください。
- Q8
- ネットワークブート中,クライアント画面に以下のメッセージが表示され,シナリオ実行エラーとなる。
- PXE-E32: TFTP open timeout
- A8
- Windowsファイアウォールやセキュリティ対策ソフトウェアなどのポートブロック機能によって,TFTPポート(ポート番号:69)がブロックされている可能性があります。管理サーバがインストールされているOSにおいて,TFTPポートがブロックされていないか確認してください。DPMでの運用を行うためには,TFTPポートのブロックを解除する必要があります。
- Q9
- Xeon HVM上で稼動しているLPARでPXEブート時に,エラーメッセージが出力された。
- A9
- 下記一覧表のエラーメッセージに対応した対処を実施した後,DPMのシナリオを再実行してください。
# エラーメッセージ※1 意味 対処方法 1 Get Pxe Handle Failure (x) PXEブート時にネットワークブートできるデバイスが見つからなかったことを示します。 LPARにネットワークデバイスを割り当てる。 2 Pxe Protocol Start Failure (x) PXEブート時に指定したネットワークカードがネットワークに接続できていないことを示します。 ネットワーク環境を確認する。 3 Pxe DHCP Start Failure (x) DHCPサーバからIPアドレスの取得に失敗したことを示します。 DHCPサーバの設定を確認する。 4 Boot Server Discover Response Failure (x) ブートサーバへのDiscover発行エラーが発生したことを示します。 ネットワーク環境を確認する。 5 Pxe TFTP Get Size Failure (x) ブートファイルのサイズの取得に失敗したことを示します。 TFTPポートが使用できるか確認する。 6 Pxe TFTP Load File Failure (x) ブートファイルの取得に失敗したことを示します。 TFTPポートが使用できるか確認する。 ※1 メッセージ中の(x)は詳細情報を示す文字列が表示されます。
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