Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 保守/移行/互換編

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8.2 日立固有のJavaVMの機能の概要

アプリケーションサーバで動作するJ2EEサーバまたはバッチサーバのプロセスは,JavaVM上で実行されます。日立固有のJavaVMで提供している機能を次に示します。

注※
クラス別統計情報解析機能を使うと,拡張スレッドダンプファイルに出力されたクラス別統計情報をCSV形式で出力できます。
ポイント
クラス別統計機能のTenured領域内不要オブジェクト統計機能を実行した場合,次に示す機能は無効となります。
  • インスタンス統計機能
  • STATICメンバ統計機能
  • 統計前のガーベージコレクション選択機能

日立固有のJavaVMでは,障害発生時の要因分析やシステムの状態確認に利用できるよう,ログの出力内容が拡張されています。このログは,日立JavaVMログファイルに出力され,標準のJavaVMよりも,多くのトラブルシュート情報が取得できます。さらに,このログ(拡張verbosegc情報)を利用して適切なチューニングを実施することで,システムの可用性向上が図れます。日立JavaVMログファイルについては,「5.7 日立固有のJavaVMログの内容(日立JavaVMログファイル)」を参照してください。Java VMのチューニングについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「7. JavaVMのメモリチューニング」を参照してください。

次節以降で,日立固有のJavaVMの各機能について説明します。なお,明示管理ヒープ機能については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「8. 明示管理ヒープ機能を使用したフルガーベージコレクションの抑止」を参照してください。